天童駒師のなかでも「
名工中の
名工」と称され、麗な彫りでファンの多い伝統工芸師・結城
恵山師(本名恵治)の作品です。
久徳がその技術を絶賛し、自身の盛上駒の彫りを若くから任せていたことは有名。
平成9年には、秀峰、掬水らと時期を同じくして伝統工芸師に認定されています。
現在、師は天童の駒組合を離れ受注制作に特化。
その作品は専門店でも入手できません。
最近は、
ヤフオクやメリカリでもその作品は見られません。
明治時代の書道の大家であった小野鵞堂(がどう)が完成させた書体とされています。
私の還暦の記念に作っていただいた、一作品です。