この駒をヤフオクで手に入れ、中澤蛍雪先生に直接お会いし、桐の蓋に 漆で書いていただきました。
蛍雪作昇龍斎島黄楊赤根杢盛上将棋駒 新品洗練された駒字、上品な盛上、丁寧な仕上げ。
人気駒師、中澤蛍雪(けいせつ、本名貞夫)の作品です。
新品です。
駒師・蛍雪プロフィールより。
神奈川県横浜市在住。
製作した駒の第1号が当時(約30年前)指導を受けていた田丸昇九段の粋な計らいにより近代将棋の表紙を飾る。
以来、駒製作に励む。
常に現状で満足することなく、字母紙の収集や技術の向上を目指し、その情熱は計り知れない。
年間20組ペースの製作のため、あまり市場には出回っていません。
書体は明治の能書家「昇龍斎(しょうりゅうさい)」。
昇龍斎の本職は三味線弾き、明治の芸人の「粋」を今に伝える書体です。人気の「奥野錦旗」の原型となった書体といわれています。