囲碁と将棋のコレクション

囲碁将棋のマニアで、さいたま市で医院と放射線読影行ってます。

●昨日夕から雪。交通機関乱れる。 ●源氏物語--第三帖「空蝉」。

2024.02.06(火) 曇り 4

朝、 雪は降っておらず、5cmほど積もってました。

車は暖気運転しておいたので、フロントガラスの雪は5分ほどで取り除き出発できました。

医院に着いてみると庭・駐車場は雪一面となってます。

後で、玄関先雪かきしなくては。

庭 雪一面

朝の読影は6件ほど、昨日帰る前に少し読影しておきました。

昨日は夕方から雪が強くなってきたのでPM5:00には帰宅しました。

 

昨日の夕食メニュー 

・おでん

 

それとウイスキーとトリスハイボール

 

07:20   記載 大久保裕雄

 

源氏物語「空蝉」読み終わりました。

空蝉というのは蝉の脱け殻ですが、同時に、蝉そのものにも意味が広がっていきますが、『空蝉の身をかへてける木のもとに』――蝉の殻からご本体が抜け出すわけです。朝早く地面から抜け出てきて、木の幹にがしっと爪を立てて、背中がぱっと割れて出てくるわけです。

光源氏との不意の一夜の逢瀬のあとは、切ない恋心との葛藤で苦しみながらも、源氏を拒みとおす。結果的に、源氏の心に深く残る女性となった。

また、空蝉が薄い小袿だけ残して逃げられ、行きがかり上、源氏は空蝉と同室で眠っていた軒端萩(空蝉と一緒に碁を打っていた)と情を交わす。

 

 

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな(光源氏

空蝉が身を変えて、そして去ってしまった木のもとに立って、なお、その人柄がしみじみと懐かしく恋しく思われることよというふうな歌ですね。

 

空蝉の羽に置く露の木隠れて忍び忍びに濡るる袖かな(空蝉)

その蝉の羽に置く露、露は涙と常に連動しているわけです。露と言えばすぐ涙ですが、その蝉の羽に置く露が木の間に隠れて人の目にはつかないけれども、しのびしのびにその涙にぬれる我が衣の袖でございます。

 

@@空蝉は作者の紫式部に一番近い女性ではないか、ともいわれます。@@

 

07:31  記載 大久保裕雄